第42回日本診療放射線技師学術大会 第33回東アジア学術交流大会

大会長挨拶

greeting

第42回日本診療放射線技師学術大会 大会長 鈴木幸司

新たな潮流、紡ぐ灯

〜人とAIがもたらす放射線技術の未来〜



JARTスローガン

安全と信頼,診療放射線技師の使命と責任を果たそう

公益社団法人 日本診療放射線技師会

第42回日本診療放射線技師学術大会

大会長 鈴木 幸司

第42回日本診療放射線技師学術大会を、2026年9月11日から13日までの3日間、山形国際交流プラザ山形ビッグウイングにて開催いたします。今回は第33回東アジア学術交流大会(The 33rd East Asia Conference of Radiological Technologists : 33rdEACRT)も開催される国際大会となります。 終了後にはオンデマンド配信も予定しており、多くの方に学びの機会を提供できればと願っています。
今回の大会テーマは「新たな潮流、紡ぐ灯、人とAIがもたらす放射線技術の未来」といたしました。 医療DXやAI技術の進歩、さらにはタスク・シフト/シェアによる業務拡大など、私たちを取り巻く環境は急速に変化しています 。こうした中でも、診療放射線技師が先人から受け継いできた知識・技術・使命感を未来へつないでいくという思いを“灯”に込めました。 またAIの活用が進む今こそ、技術者としての専門性に加え、患者と向き合う倫理観やコミュニケーション力が、より一層求められています。 これは令和7年度JARTスローガン「安全と信頼、診療放射線技師の使命と責任を果たそう」にも通じるものであり、本大会が皆さんの心に新たな光を灯し、 これからの診療放射線技術の未来を考えるきっかけとなることを願っています。 また、テーマの着想の一つとなった会場に近い山寺(立石寺)に伝わる「不滅の法灯」についての詳細をNetwork Now「山形への道 Go To YAMAGATA」の中に記載しております。こちらもぜひご覧ください。

9月の山形は食の恵みにあふれています。旬の芋煮はもちろん、フルーツ王国として多彩な果物が味わえます。さらに「ラーメン県・そば王国」として知られる山形ならではの多様な麺文化、ブランド米「つや姫」、個性豊かな日本酒など、地域の魅力にもぜひ触れていただければと思います。 本大会が、皆さまの学びを深めるとともに、未来へ向けた新たな光を灯す機会となることを願っています。多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。